分科会2 保育事故をくり返さないために
12/10(土)、12/11(日)に開催される「子どもの権利条約フォーラム2022in那覇/沖縄」で、保育事故の分科会(12/10(土) 15:20~17:20)を持ちます。
(詳細はこちらから: https://kodomokenri.okinawa.jp/ )
沖縄県内で乳児が保育施設で死亡するという悲しい事故が起きました。どうしたら事故を防げるのでしょうか。研究者、県外の保育事故当事者家族(遺族)等ともに、保育事故の現状や今後取り組むべき課題について考えます。
▽ 登壇者
コーディネーター
二宮千賀子(一般社団法人Co-Link)
沖縄県出身。保育団体などでの勤務を経て2022年より現職。沖縄大学の協力を得て沖縄子ども調査を受託するなど調査事業に関わっている。編著書に『復帰50年 沖縄子ども白書2022』(かもがわ出版・2022年)ほか、保育関係の論文では、「保育から見た沖縄の復帰50年」『賃金と社会保障』(No1809、2022年)など。
報告① 那覇市での事故について
矢野悠希(沖縄タイムス)
1995年生まれ。沖縄タイムス編集局社会部警察担当記者。2021年入社。神奈川県出身。2022年7月に起きた那覇市認可外保育施設での乳児死亡事故を取材している。
報告② 保育施設での重大事故の現状について
阿部一美(赤ちゃんの急死を考える会)
2011年に起きたさいたま市認可外保育施設での死亡事故当事者家族。赤ちゃんの急死を考える会(ISA)会員。自身の経験から、保育事故の防止のための執筆や講演活動に取り組んでいる。
報告③ 事故を受けて、沖縄の保育関係者の取り組み
川武啓介(やえせ北保育園)
1978年、沖縄生まれ。やえせ北保育園にて、2011年より園長。障害児保育や児童虐待などへ関心を持ち、地域の支援機関との連携の模索を続ける。2016年、公立保育所全廃の政策に対し町法人園長会の会長として反対、保育団体を通し署名活動など、保育の公的責任を追及する運動を行った。
指定討論 事故防止に向けた課題提起( 報告①~③を踏まえて)
平沼博将(大阪電気通信大学)
1971年大阪府生まれ。京都大学教育学部教育心理学科卒業、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退後、2000年10月福山市立女子短期大学に赴任。現在、大阪電気通信大学共通教育機構人間科学教育研究センター教授。編著書に『子どもの命を守るためにー保育事故裁判から保育を問い直す』(クリエイツかもがわ・2016年)、『「ファミサポ」の安全を考えるー八尾市乳児死亡事故を教訓に』(クリエイツかもがわ・2018年)など。
※大会のHPはこちら:https://kodomokenri.okinawa.jp/
※申込みはこちら(参加費無料)↓
https://forms.gle/87ay5Zmc9joptRiB9
申し込み締め切り/ 12 月7 日(水)
お問い合わせメール/ 30crcforum.okinawa@kodomokenri
電話/ 090 -7174 -8949(山崎)